最近もっぱら卒論をやっていまして、
つねに梶井基次郎という作家のことが頭から離れない状態になってます。
有名な作品だと『檸檬』があるのですが、みなさんご存知でしょうか?
高校の教科書に載ってることが多いので、認知度は高いと思うのですが。。。
レモンをお店の本棚から引っ張り出した美術書を重ねた上に、
置きっぱなしで出てきちゃう小説です。
そのレモンは、主人公のなかの「不吉な塊」を吹っ飛ばす爆弾として読まれています。
なかなか面白いですよ!
そんな梶井基次郎、文芸隆盛の時代に生きた作家でして、
同人誌を自分達で創っていたようです。その名は『青空』。
同人の下宿なんかに集まっては文学談義をやり、
作品を持ち寄ってはお互いに批評しあいながら創る同人誌。
僕は日常的に小説などの作品をを書きませんし、
Inside Outは同人誌ではないので(投稿雑誌です)多々違う点はあるのですが、
それでもやはり共感する部分が出てきます。
例えば、広告を取りに町を歩いたり、印刷屋さんを回ったり・・・
そうして共感していくと、もう百年以上前に生まれた作家でも身近に感じますし、
自分もなにか書かなきゃいけない気持ちになってくるものですね。
ということで、Inside Outもお世話になっている鬼塚先生の行う
「児童文学勉強会」でちょっとした短編を書きました。
これから少しづつ書いていくつもりです。
とりあえず今は卒論書きますがw
まぁこれも面白いからいいか。
それでは、また。
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