参加者は土曜日10名、日曜日午前9名、日曜日午後7名でした。
埼玉県、西武池袋線芦ヶ久保から車で10分程度の、鬼塚先生の別荘で行いました。
会費は2泊3日で9000円。主に車代と食事代です。
基本的に食事の時間以外は自由時間で、それぞれの創作のための活動などを行いました。
そんな中でも、今回の合宿中唯一の企画、土曜日の夕方に行ったspecial sessionはとても可能性を感じるものでした。
即興創作の可能性を探るという可能性を探る、という主旨で行ったこの企画について報告します。
【special session -etude-】
企画の概要
①1日目~写真撮影係が色んな写真を撮る
②参加者を2人組に分けて、各チームで1枚ずつ写真を選ぶ
③5チームがそれぞれ選んだ5枚の写真を使って、各チームで1つずつストーリーを組み立てる
④それぞれのチームの作品を発表、投票を行い優勝チームを決定する
準備段階で少し手間取ってしまいましたが、各チームとも60分程度でストーリーを作っていくことができました。表現のスタイルを、後に残る形(演劇や口頭のみの発表はだめ)とだけ指定したため、写真を用いて絵本風に仕立てたものや、小説、怪談、など様々な形式の作品ができあがりました。参加者の方々からも楽しかったという声が多く聞かれました。主催側としても想像していたよりも高いクオリティの作品が出来上がってきたため、今後のIEにおいて今回得た知見を活かした企画を用意しても良いかな、と思ったりしました。
ちなみに出来上がった作品は5号の紙面において紹介していく予定です!
ここからは全体的な所見です。
①長い時間を共有することの大切さを感じた
②文学フリマで知り合った方の参加がとてもとても嬉しかった
③IEは、interactを起こすための企画。そのためにできることはまだまだあるはず。
④読者と会うことは書く人にとって素晴らしい機会だ。
こんなところです。読み手と書き手をリンクさせる、という言葉の意味を改めて考えさせられる合宿だったように思います。
IEを始めてから、Inside Outに連載中の拙作「長い手紙」を毎回読んでくださっている、という何人かの方に出会うことができました。もの凄く展開が遅い上に一回あたりの文量も少ないのに、しっかり読んでくださっている方がいることにとても感動します。5号掲載文はせめて読み応えのある文量になるように頑張ります。
あ、今月末は5号の締め切りです。
投稿資格はありません!
IEの参加資格もありません!
ほんの少しでも興味を持った方はいつでも連絡をください!
それでは、また。
PR