川端です。
基本的に流行モノには乗らない主義です。
(本質的にイイモノとして世間に受け入れられてきたと感じたら受け入れる主義
=アーリー・アダプター 参考:
http://japan.internet.com/column/busnews/20090709/8.html 記事中盤)
いいものですよ?twitter。
普段みんなが思ってることを簡単に書けるtwitterは、
構えて書かなければいけないブログとはまったく違うテキスト群を生み出しています。
そこにあるのは日常だったり、ニュースだったり、考えの切れ端だったり、ラジバンダリ。
それらが怒涛のように押し寄せてくる中で、
自分がどれに目を留め、どれに感銘をうけたか。
誰に興味を抱き、誰をfollowするか。
さらにすごいのは、まだこれが発展途上のメディアであるということ。
最近ではイラン改革派抗議デモ鎮圧事件の際は、
twitterが口火となって多数の人々、メディアに事の重大性を伝えたとか。
先日のウイグル暴動については動きがないですが、
中国ではtwitterも規制されていたはずです。
そのくらいジャーナリズムとして影響力が大きいことが認められていると。
思うに、それぞれのメディアの特性を決めるのは、
そのメディアのコンセプトや思想ではなく、
『集まったユーザの性質』なのではないかと。
メディアと大きく括ってしまいがちでしたが、
それぞれの特性というのはやはり大きいです。。
例えばWebベースのメディアだけ取ってみても、
それぞれに所属するユーザの偏りは思ったよりも大きい。
mixiはほとんど出会い系サイトのようになってしまったし、
ブログはかなりパーソナルな、横につながりづらいメディアだし。
twitterのような成長途中のメディアだと、
今は新し物好きな人たちが集まっているだけだけど、
もしこれからもっと成長していったならば、
mixiとか他のSNSみたいに変質してしまう可能性だってある。
メディアの特性を決めるのは、
もちろんメディアの方向性も重要な要素だけど、
結局はそこにどんな性質のユーザが集まってくるかで
大きく違ってくる。
メディアを運用していく上で、
どんなユーザが集まってきているのか?
どのような利用のされ方をしているのか?
それが、コンセプトとしっかり合致しているか。。?
当たり前のことを再認識しただけかもしれませんが。
Inside Outでも、仕事でも。
ちゃんと意識していきたいと思います。
なんでこんな話をしたかというと。
明日これに行ってきます。
・メディア・レビュー・ジャパンWebオープン記念セミナー
「出版なうしました。出版状況をめぐる諸問題あれこれ」
橘川幸夫+小林弘人
小林弘人氏は、これの著者です。
面白い話が聞けることうけあい。
川端でした。
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