こんにちは、Inside Outスタッフの本多です。mixiからごらんの方はカワバタ君ではないのであしからず。既に関係各位には連絡済みですが、IEの第5回の詳細が決定しました。今日はその詳細と意図するところについてお話したいと思います。
まず詳細から。
【日時】8月21日(金)21:00高田馬場集合~23日(日)18:00解散
【行先】埼玉県秩父方面
【費用】交通費・宿泊費・食費等全て込みで9000円
【テーマ】Inside Out 本誌への投稿、または公募の文学賞へ応募するための作品を書く
と、こんな感じになっております。
・かなり費用は抑えられたのではないかと思っています。安いよね?
・作品を書かずにただ夏の思い出作りをしたい方も大歓迎(笑)
・参加の方とは事前に打ち合わせを行い、到着後すぐにでも書き始められるようにしてから合宿にのぞみます。
・初めての方も大歓迎!
・参加希望の方は
lets_insde_out@yahoo.co.jp までメールをください。
さて、今回のIEには大きく2つの疑問が生じます。
① なぜ文学賞を目指すのか
② なぜ、合宿なのか
の2つです。
①については、Inside Outの今後の方針が大きく関わっています。私達はInside Outを単なる同人活動で終わらせるつもりはありません。もっと多くの方に、会ったことのない方に作品を読んでもらいたい、文芸や表現に興味を持ってもらいたい、そのためには道案内となる看板が必要です。文学賞へ応募することで、よりパブリックな場所に作品を届けることができる。そのために、既存の作家陣を軸として各種文学賞の受賞を目指してみたいと思っています。
②については、私の個人的な趣向が大きく関わっています。私は、もう一度「座の文学」を作りたい。たとえば教科書にのっている文学史上には様々な同人誌が登場しますが、それらは本であると同時に「座」であった。似た思想を持つ者同士が集まり、語り合い、切磋琢磨していく、そういう「場」だった。同人活動と商業出版活動に大きく2極化された現在の状況において、そういう「場」の存在が薄れてしまっているように感じるのです。私達はIEという「座」を用意することで、Inside Outのコンセプトの一つである「表現の連鎖」を実現したいと思っています。
同人活動において顕著な2次創作とは違う。作家と編集者の関係性から生まれる閉じた文芸とも違う。
核分裂プロセスのような表現の連鎖を起こしたい。
合宿というスタイルで人をある意味閉じ込めることで、「炉」のような働きが起こるのではないか、そう期待して今回は合宿というスタイルにこだわりました。
まあ長くなりましたが要は楽しそうじゃんってことです。肝試しとかしたい。
それでは、また。何か追加や変更事項があればまたお知らせします。
Inside Out staff 本多
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