■ 5日間早稲田に泊まり込んで引っ越し先を探した。この土地に決めよう。
■ 早稲田大学は受験のまっただ中。この土地にとっては風物詩なのか、そんなことはおかまいなしといった様相だ。地下鉄早稲田駅と都電荒川線の早稲田駅あたりを歩き回った。このあたりの土地は区画毎に、町毎に趣きががらっと変わる。早稲田鶴巻町、早稲田南町、戸山3、西早稲田1、2、3、目白台...。土地から受ける、建物から受ける、人から受けるエネルギーが場所毎で違う。5年前そこに受験生として居た自分、講義等で来ていた自分は気付かなかったものだ。「土地」についてはこれから大きなテーマになりそうだ。地図が面白い。不動産屋の持つ、建物一つ一つに名前が振られた詳細な地図が欲しくなる。さらに過去の地図も見たい。町立の図書館にありそうだ。
■ 所沢に帰宅。寝付けず、都心と郊外について考えがめぐる。視線を遠方に向けると違いが見えてくる。部屋の整理を少し進めて、午前10時頃に眠くなり、就寝。
■ 川端君との待ち合わせに1時間の遅刻。目覚まし時計は知らないうちに目覚ましベル機能を止められた。たびたびおきてしまう出来事だ。彼の優しい迎え方にほっとする。ありがたいなあ、ほんと。国分寺駅北口を出てすぐの喫茶店で3時間ぐらい話す。川端君はこの日二度目の来店となってしまった。幼稚園生のおやつタイムに朝食を摂る。ミックスサンドとコーヒー。彼に奢ってもらった。ありがたいなあ。製本行程の説明を受ける。知識欲が刺激される。印刷屋のテクは見事だ。次号はカラーページが2号の倍になるとのこと。4月発刊予定の3号のことも含め、これからのInside outについて話す。まだまだ話し足らない。じっくりやろう。また明日会おう。
■ 談笑後、国分寺に3店舗ある中古CD、LPメインの珍屋(MEZURASHIYA)南口店にて、めずらしいっぽいCDを1枚とそうでもない2枚買う。そこから駅に行く途中にある古着屋で700円のパーカーを迷ったあげく保留。胸にソフトボールが描かれたもの。中高の部活を思い出し、バッティングセンターに行きたくなる。とんでもない古着屋も巷には多いが、ここは優しい店だ。また行こう。国分寺は所沢から西武国分寺線を使って20分程で、ぶらぶらしにいきやすい時間感覚。車窓からはのどかな田園風景が見える。この度の引っ越し先候補でもあった国分寺。他に理由はあるが、中央線の通勤ラッシュにおそれおののいてしまったのも一因。まだまだだな。折をみてこの土地に住もう。
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