こんにちは、スタッフの本多です。東京は最近梅雨空が続いていますね。
川端君も書いていますが、本多からも先日のミーティングの報告を。
雑誌の目指すべき方向と、私たちが世の中に届けたいものは何か、についてです。
まず、私たちが世の中に届けたいものは何か、ということです。多分に個人的な意見が入るのであしからず。
創刊以来一貫している詩のコンセプトは「自分の内面を『形』にすること」「表現の連鎖」「書き手と読み手をリンクさせる」の3つです。
私たちが目指すのはまさにこれで、言い換えるとこの雑誌を読んだ読者の一人一人が強烈に表現したいなにかを自分の中から発掘し、それを形にしていくお手伝いをすることです。
もしかしたら10000人の人が読んでも何も感じないかもしれません。しかし、たった一人だけはあなたの作品を読み、または見て、ひっくりかえってのた打ち回るかもしれません。
つまり私たちが世の中に送り届けたい作品とは、単なるエンターテイメント以上の、読む人、見る人の心の奥底を揺さぶるような作品なのです。
ノンジャンルだからこそそれを発信することができる。「素数の群れ」を世の中に届けることができる。私たちはそう考えます。
次に。詩の目指す方向性についてです。先日の文学フリマで私の詩集「童話」を販売したように、ゆくゆくはインサイドアウトの投稿作家の単行本を作っていくことが私たちの目標です。
そして雑誌自体の規模も、こんなものでは終われません。表現したい人たちが表現をする場として、公に認められる媒体の一つになれればいいと思います。
4号はやはりインサイドアウトのこれからにとって、大いに意味のあるものに仕上がると思います。
お楽しみに。投稿・メールもどんどんどうぞ。何かを表現したいという強烈な気持ち、その「1」があれば私たちが精一杯のお手伝いをします。
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