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昨日、早稲田文芸会が作成した部員限定冊子の合評をしまして、作者は自分の作品が討議される間の発言をしてはいけない、てなルールを今回から追加したために多様な読みが直に提出され、なかなか新鮮味がありました、が、残念なことも。参加者のひとりが勝手に録音をしていたようなのです。禁止というルールを明文化しているわけではありませんけれども、マナーに反する行為であることは明白であります。
この件に関しては担当の上級生が対応を検討中ですが、厳しいものになるでしょう。個人的な感想を申し上げますと、このような自分本位の行為は実に見苦しい。作品は作り手という「個」だけのものではなく受容する側が受容した回数に無限に所有できる開かれたものだ、という意識の下に開かれた合評会には、また、似つかわしくありません。
受け手を意識して作る、というのは、おもねれば、猿でも分かるよう易しくすればいい、ということではありません。しかし、だからといって他者への最低限の配慮を抜かすような、作者本意の書き方、明白で禁止されていないからといって会話を逐一録音するような書き方は、受け手に不快感を惹起すること請け合いです。わきまえなければならない、と思います。そんな当たり前のことを確認した空梅雨の日でした。それではさようなら。
(実は僕、厳密な意味でのスタッフではないため参加していないのですが、本日はインサイドアウト運営による会議みたいです。明日あたり編集長から重要なアナウンスがあるかもしれません。投稿(待ってます!)をお考えの方は是非お立ち寄りくださいね)