「晩年」を読み終わる前に、
先日買った文藝春秋の川上未映子「乳と卵」を読み終わりました。
芥川賞作家の作品を、雑誌を買って読むというのを初めてしました。
こういうことはみなさんされているんでしょうか?やけに平積みされてましたが・・・
僕は同じ学部学科の綿谷りささんの時でさえ、単行本になるのを待ったんですけどね。
それだけ川上未映子さんに話題性があるということなんでしょうか。
「乳と卵」は関西弁でかかれた文章で、独特の軽快なリズムがありますね。
それによって、主人公のさばっとした性格や、ちょっと奇妙な物語も、
すんなり理解させられるのは、関西弁ってすごいなぁと思わされます。
文章にするにあたって色々と苦心されたと思いますが、そこはさすがプロ。
関東人の私にもすんなり読めました。
ただ、関西弁だとどうしても物語が軽くなりますね。
クライマックス、シリアスなシーンなのに、不覚にも笑ってしまいましたw
これも狙いだったんでしょうか・・・。
Inside Outの進み具合について。
もう編集作業に入って、完成した作品についてはイラレに起こし終わってます。
ただWordのファイルをイラレのテンプレに流し込むだけなんですが、
ちょこちょこっと文が崩れるので、それを細かく直したり。
さすがに三冊目ともなると慣れてきますね。
直し待ちのものも、出来上がりしだいイラレに起こして、ページ数を決めて・・・
普通の雑誌と違って、最初にページ数ありきではないので、そこからが大変です。
どんな順番にするか、そろそろ考え始めないとなぁ。
というわけで、スタッフのみんな。次のミーティングではその話をしよう。
それでは、また。
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